「よーし、やるかー。」いつもの大きい声から始まる授業は、いつでも笑いに包まれていた。先生方の生徒への情熱はすさまじく、骨折した髙須先生が肩にボルトを埋め込んでも教壇に立っていた姿は印象に残っている。日々、大きい声で大きい夢を語り、何気ない話にも「本質」がある。ユニークでありながらしっかりとした芯のある先生方に支えられ、自分は自分の勉強に向き合うことができた。学びは勉強だけでなく、日々の生活にかかわる考え方や、気持ちをつくる言葉など、頭だけでなく心も鍛えられたことで成長できたと思う。
「塞翁が馬」この言葉は、高校入試が近くなった授業での一人の先生の言葉だった。人生の吉凶、運不運は予測できない。だからこそ全力で頑張れ(顔晴れ)。この言葉によって自分は今、やりたいこと、好きなこと、なんでも全力で取り組む行動力を身につけた。自分の可能性を無限に広げてくれたこの「夢を現実にする塾」に一生感謝することだろう。そして、一生顔晴れると思う。