僕がこの塾と出会ったのは小学生のときだった。目を引くような外観に一線を画したスローガンの「意志あるところに道は開ける」。小学生ながらにかっこいいと思っていた。授業は本当にわかりやすく、毎回の授業が楽しみだった。汗が滝のようにむせ返り、シャツが湿布のようにはりついた夏も、街路樹が色づき流れ星のように赤や黄が落ちてくる秋でも、張りつめた冷たさに息を白くさせる冬でも、先生方の授業は大好きだった。
自習室も最高だった。自分の心臓の音が聞こえそうなほど静かで集中できたからだ。僕の集中の炎はどんどん燃えるばかりで、ときどきの休憩が薪となり、線香花火のように寂しく燃え落ちることを知らなかった。
こんな神がかった最高の塾を未だかつて聞いたこともなかった。この塾との出会いは僕の人生を180度変えた。勉強が大好きになったのだ。この塾こそが僕の人生のターニングポイントとなった。この塾に出会えて、心の底から良かったと思っている。僕はこの塾のことを生涯忘れないし、忘れることもできないほど強烈で刺激的で楽しかった。今書いているこの作文も、この塾で鍛えられた。
今まで本当にありがとうございました。常に全力で目標をもち、高校でも道を開いてがんばっていきます。