私には「塾」と言えば「辛い、大変」という印象があった。だから絶対に塾には入りたくないと思っていた。しかし、いつの間にか母が夏期講座を申し込んでいて、中学3年生の夏から夢現塾に通うことになった。不安いっぱいで迎えた講座初日、授業が始まるとその不安は一気になくなった。先生方の面白い話やためになる話に明るく反応する周りのみんな。私も思わず笑ってしまい、緊張もほぐれた。初日の社会の授業は、みんなで出した情報を年表に書き込むという内容で、次々に飛び交う人物名や出来事などの情報量に驚いたことを覚えている。このとき、夢現塾の学び合える雰囲気や、そこから得るものの多さに気づかされた。
夢現塾は私の「塾」に対する印象を180度良いものに変えてくれた場所だ。もし夏からもずっと一人での勉強を続けていたら、ここまで成長することはできなかったと思う。だからこの貴重な経験を活かしてこれからも成長していきたい。