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夢現塾日報 blog

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高島平団地(目)

2020.09.11

先日、アド街ック天国で「高島平団地」が特集された。僕が2歳から11歳まで過ごした、東京にある日本屈指のマンモス団地だ。幼かった僕は知らなかったのだが、ベビーブームの影響もあり、なんと当時は1万人もの小学生が暮らしていたらしい。確かに、僕が通っていた小学校も「高島第六小学校」だった。いくつまで小学校があったのか知らないが、恐ろしい数の子供がいて、遊ぶ公園や場所も多く、楽しい思い出が詰まっている。

近所には、よく覚えている強烈なおじさんが三人いた。

一人目はものすごく怖いおじさんだ。仲間で紙飛行機を作り、どんどん遠くまで飛ばそうと、最初はすべり台の上から、最終的には団地の屋上から飛ばすようになった。かなり遠くまで飛んでいく紙飛行機を目で追いながら盛り上がっていると、屋上まで走ってきて、「こりゃー、人の目に刺さったら危ないだろうがー、失明したら責任とれるのかー」と、恐ろしい勢いで叱られた記憶がある。叱られながらも「確かに…」と思って、二度とやらなくなった。このおじさん、そこら中の子供たちを叱っていた。おじさんは間違ってはいないのだ。なんやかんやで、このおじさんから10回くらい大目玉をくらった気がする(笑)。

二人目は独身のおじさんだ。このおじさん、「エンジン付きのポケットバイク」を持っていた。時速40キロくらいのスピードが出るもので、当時の僕らには欲しくてたまらないものだったが、あまりに高いので絶対に買ってはもらえない。おじさんの後を追いかけて、おじさんを誉め、持ち上げ、上機嫌にさせてちょくちょく乗せてもらう術を学んだ(笑)。他にも、車やヘリコプターのラジコン、エアガンなど、僕らの心をくすぐるものをいっぱい持っていた。ずいぶん太っていて女性にはモテそうもなかったが、僕らにとってはちょっと憧れのおじさんだった。



そして、三人目は友達のお父さんだ。日ごろからよく僕らに野球を教えてくれた。ピッチャーの投球練習が特に印象深い。おじさんがキャッチャーをしながら、僕らが順番に投げると大きな声で「ストラーイク、時速90キロー」と叫んでくれる。次の子の番になるとまた、「ストラーイク、時速99キロ、100キロまであとすこーし」と続く。僕らは夢中になって、100キロを超えようと燃えていた。100キロ、110キロと続き、ちなみに僕の小3時代の最高球速は134キロである。もちろん、おじさん判定によるものだが(笑)。甲子園優勝投手であり、巨人でも大活躍した桑田真澄選手の中学時代が140キロと聞いている。あのおじさんが正しければ、僕はプロ野球で一流投手として大活躍し、今頃、監督にでもなっていたかもしれない。

巨大団地をちゃりんこで走り回って遊んでいた日々を懐かしく思い出した番組だった。

コロナ禍、特に小学生は思いっきり遊ぶ機会も減って気の毒に思うが、楽しみを見つけて心身共に発散してくれることを願っている。
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