一昨日の卒業パーティー終了後。
子ども達から『寄せ書きの色紙』や『手紙』などをもらっていた。
そんな中、六名校の数人が僕のところへやってきた。
小学生の頃の印象が強いメンバーだ。
いろいろな中学の制服を身にまとい、僕の目の前で整列した。
1人の男の子が代表して言った。
「先生に、六名校の初期メンバーで『ビデオレター』を作ってきました!」
1枚のDVDケースを渡してきた。
「俺に??」
「そうです。先生にです。」
教師になってから初めてもらった“DVD”というプレゼントに戸惑いながらも、僕は感謝の気持ちを伝えた。
結婚式場を後にして岡崎本校に戻った。
パーティーの片付けをする前に、僕はイヤホンをして、パソコンにDVDを入れた。
そして『ビデオレター』なるものを再生した。
画面を見て、思わず笑みがこぼれる。
子ども達がみんな照れている(苦笑)。
立ち位置もバラバラ。
メッセージにも敬語やタメ口が入り混じっている。
撮り方も雑である。
だけど、なぜだろう…。
心が大きく揺さぶられた…。
全員で『僕が作った歌』を歌っていた。
『僕との思い出』や『僕の授業の懐かしい話』などを、1人ずつこちらを見て語っている。
子ども達の『僕』に対する想いが、たくさんたくさん詰まっていた…。
僕は「感動」なんて言葉では物足りないほど、感動していた…。
さすが小5からいるメンバーだ!
自慢の塾生の中でも、特に自慢のメンバーだ!!
記憶にも、記録にも残るプレゼントをもらった。
僕はこのDVDを生涯大事にするだろう…。
死んでも墓に持っていこうと心に決めた(笑)。