5日の土曜日、中3の土曜特訓授業のため1ヶ月ぶりに緑丘校へ訪れた。
その際に、行きの送迎の誘導で外にいた、たった15分の間に何ヶ所も蚊に刺された。
授業開始ギリギリまでムヒを塗りたくって痒さと戦っていたが、結局我慢できずに中3の子たちに「見てよこれ〜」と赤く腫れた腕を見せたところ、「「うわぁ〜…」」と小さなどよめきが起こった。
悲しいことに、幼い頃からよく虫に刺される。それゆえに、虫刺されエピソードを挙げるとキリがない。(泣)
小学生の頃は、「みくの近くにおったら逆に刺されんから」という、なんとも不名誉な理由で同級生に頼りにされることがあった。
中学生になると、蚊はもちろんのこと、ブヨに刺されることが増えた。ブヨに刺されると、腫れ方も痒さも、蚊の比にならないくらいレベルが増す。
刺されるたびに、周りの人に「うわ、すごいね!」と言われた。世界一嬉しくない「すごいね」だった。
足首近くにまとめてブヨに刺された日には、部活で使うランニングシューズが履けないくらい腫れて、虫刺されのせいで見学になるというもどかしい思いもした。
高校生以降は、外に出る時間が減ったため、比例して虫に刺されることも少しは減ったが、それでも毎年ボコボコにはされている。(笑)
そんな虫刺されマスター(自称)の私だが、ここ2、3年は夏に刺されることがかなり減った。
雨の日など気温が低めの日には刺されるものの、やはり蚊も暑すぎると行動できないらしい。
代わりに、酷暑を乗り越えやっと涼しくなってきたこのタイミングで蚊に刺されるようになってしまい、嬉しさ半分悲しさ半分といった感じ。
10年前は、5月から8月にかけての、暦どおりの“夏”に虫に刺されることが当たり前だった。
しかし、近年は少しずつ“秋”が虫に刺される季節になりつつある気がする。
当たり前だったことが、あっという間に当たり前ではなくなっていくなと実感する。
さて、そういう物事に直面したとき、機械ならクリック一つで、なんなら知らないうちに勝手にアップデートしてくれるが、私たちは自ら経験して学んでアップデートし、対応していくしかない。
政治やお金、マナーのことなど、変化を続ける社会の中で生きていくには、やはり学び続けて知識をアップデートしていくことが必要。
だから、学ぼうとする姿勢や、学んだことをしっかり頭に留めておく力、これらは頭も心も成長真っ最中のいま、鍛えておくことで“一生モノ”にしてほしいのだ。
夢現塾生のみんなが、目の前の試験で結果を出すことももちろん嬉しいが、大人になってからも自ら進んでいろんなことを学べる人になってくれたら、もっと嬉しいなと思う。
追記:蚊に刺されたら、セロハンテープを貼ると痒みが早く治まるらしい。知らなかった…。今度刺されたら本当かどうか確かめてみます。