このブログを書いている時点で、18日の天気は雨のようだ。
18日は公立高校入試の合格発表、そして夢現塾「卒業生を送る会」がある。
当日の天気が非常に気にかかる。
雨が好きか、嫌いか。それは時と場合によるが、基本的には嫌いだった。
雨に感謝するのは、学生時代の部活のめんどさい練習(体力づくりと称して延々と走らされるなど理不尽なもの)がなくなるときぐらいだった。ただ、そういう練習がある日に限って午前中に降っていた雨は午後にはあがる。雨が降っていたとしても中途半端な雨量だと結局練習は強行される。そんな気ままな雨の嫌がらせが不満だった。
と、まずは言いがかりをつけておいたが、雨が嫌いだった本当の理由は僕のくせ毛にある。雨で湿度が高くなると髪の毛が思い思いの方向に好き勝手に遊び始める。自分の理想どおりのカーブを描くのならいいのだが、当時の自分と同じで髪の毛も反抗期でひねくれている。まさに千鳥ノブの「クセが強いんじゃ!」である。
・・・心が狭かったあの頃とは違い、くせ毛を受け入れるという技を身につけた今では、くせ毛を助長する雨に対して敵意をむき出すことは(ほぼ)ない。日本語には数百種類の雨を表現する言葉があるという。雪解雨・軽雨・桜雨・春雨・春時雨・花時雨・菜種梅雨・・・春の雨だけもまだまだある。それぐらい日本が雨と深い関係がある国だ。雨を受け入れる寛容な心を持たなくては。
雨の中の合格発表、そして卒業生を送る会。それもいいじゃないか。
高橋先生が電話で送る会の会場の人と、雨が降った場合の対策の打ち合わせをしている。大人数での会だけに、やはり雨だと色々と大変なようだ。
・・・お天道様。卒業生を送る会のときぐらい雨は何とか勘弁してくれませんか。寛容な心で。