ほんと~に今更だが、NHK連続テレビ小説『エール』を観ている。
きっかけは今年の正月に実家(豊橋)に帰った際、母と妻との間で『エール』の話となり、妻がTSUTAYAでレンタルしてくれ、というので借りてきた。
DVD1枚が150分(2週分)と、なかなかのボリュームだが、待たずに ”一気見” できるところはありがたい。
僕の地元豊橋が舞台、ロケ地となっただけに、やはり観ていて楽しい。
「ほんと、役者さんたちって、上手に三河弁話してるよね~」
妻が感心しきった様子で言った。
うむ。
確かに「ネイティヴ」(笑)の僕が聞いても、役者さん達の会話に違和感は全くない。
ただ、どこが上手か?と言われると正確に指摘できないのだ。
妻が言うには、「なぜ?」と聞く時の「なんで?」という副詞のアクセントも、標準語とはどうやら違うそうだ。
横浜で育った妻は、普段から僕の「訛り」をよく指摘するが、標準語では「なんで?」と「なん」にアクセントがつくところが、三河弁の「なんで?」は「なん」にアクセントがつかず、むしろ「で」が強くなり
「なんで?」という発音となるそうだ。
こんな細かいところまで、方言監修がしっかりされているのには驚かされる。
「主題歌の「エール」は、卒業式とかでも歌えそうな曲だよね~。いいなぁ、今の子たちは。私らの頃は『蛍の光』と『仰げば尊し』だけだったよね。今の子たちは2曲とも知らないんじゃない?」
と妻が羨ましがっていたが、いやいや意外とそうでもないようだ。
先日、六名校の自習室で竜海中3年のS君が、
「『蛍の光』と『仰げば尊し』の曲の出だし、どっちがどっちか分からなくなる時があるよ~」
なんて言っていたので、ちゃんと学校ではやってるところもあるようだ。
大学入学共通テストもおわり、本格的な受験シーズンが近づいてきた。
いよいよ来週からは私立高校の推薦入試、再来週には一般入試も始まる。
全ての頑張る受験生たち(特に夢現塾生・夢現塾卒業生)に「エール」を。
みんな頑張れ!!