最近のゴールデンウィーク休暇は、自転車旅をしている。(もちろん、今年は予定すら立てていない。)
目的地に向けて、一週間弱ひたすらにペダルを漕いでいく。
疲れてきたら少し休息をとり、再びペダルを漕いでいく。
漕いでも漕いでも前進している気がしないくらい遠い目的地。
自分で決めた目的地にも関わらず、途中で投げ出したくもなる。
今なら目的地の変更は可能だ。
いや、今ならこの旅自体を中止しても誰にも迷惑かけないだろう。
こんなネガティブなことがペダルを漕ぐ度に脳裏をよぎる。
しかし、それでもペダルを漕ぎ続ける。
向かい風であっても、上り坂であっても、灼熱の太陽に照りつけられる日であっても。
どんなときでも漕ぎ続ける。
漕ぎ続けなければ、目的地に辿り着くことはないから。
少しでも前に進み続ければ、目的地に近づく。
目的地がはっきりと思い描けているから、そこに向かって少しでも近づこうと体が動く。
だからこそ、目的地の設定は非常に重要なことだ。
でも、どうだろうか。このコロナと戦う時代に、遠い先のことを考えることは難しいのかもしれない。もしかしたら、近い先のことさえも見えづらいのかもしれない。
じゃあ、こんな時代だからといって胡坐をかいてやるべきことをやらなくてもいいのだろうか。いや、いいわけがない。そんなことをしていては、成長も進歩もないままになってしまう。現状維持さえもできないだろう。
先の見えない時代だけれども、今を疎かにしていいわけでは決してない。
目指す場所が見えないのであれば、今与えられているものを、学校からの課題や、塾の映像授業、あらゆるやらなければいけないものがあるはずだ。それらを徹底的に取り組んでみてはどうだろうか。向かう先が分からなくても、悪い方には絶対に行かない。
こんな時だからこそ、精一杯生きて、今を積み重ねていくことが、将来への投資になるのではないだろうか。
なにか困ったことがあれば、夢現塾がみんなの補助輪となる。
だから、みんなには必死にペダルを漕いでいってもらいたい。
↑2018.4.28(2年前の写真です。)