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夢現塾日報 blog

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S→M→T(安)

2020.04.17

コロナが消え去り、早く日本中を、そして海外を旅行したいと強く感じる今日この頃。

今日は、いつか海外に行く子供たちに向けて、旅の醍醐味を伝えたい。これを読んで少しでも旅に興味を持ってもらえたら幸いだ。

 

これは、僕が初めてバックパッカーで1人旅をした時のことだ。

 

僕のバックパッカーのデビューをした国はシンガポール。シンガポール→マレーシア→タイの順に旅をしようと予定を立てた。予定といっても、訪れる国の順番だけ。シンガポール行きとタイから帰国する航空券2枚を準備しただけで、宿泊先やどこに足を運ぶのかなどは全く決めなかった。今思うと、相当危険なことをやったと反省している。

 

関西空港からシンガポールまでの直行便は値段が高く、買えなかった。そこで、マレーシアを経由する経路のチケットを購入した。

LCCの弊害がトランジット(乗り換え)の時間がものすごく長いこと。初めてのロングトランジットをマレーシアの空港で過ごした。そこで、スマホの充電をしながら時間を持て余しているところに1人のおじさんが僕に近づいてきた。その人は日本人で、マレーシアからオーストラリアへ行くということだった。そして、パソコンの調子が悪く、見てほしいとのこと。パソコンにあまり詳しくない僕だが、なんとか問題は解決した。その後、少し世間話をして、仲良くなる前におじさんは一足先にオーストラリアに旅立った。

 

その後、僕はシンガポールに到着して、まず宿を確保した。マーライオンやマリーナベイなどの有名どころを訪れて、シンガポールを満喫し、マレーシアの首都、クアラルンプールへ。移動は長距離バスだ。日本の長距離バスよりも、快適だったことを強烈に覚えている。

 

クアラルンプールの宿泊先はシンガポールで泊まった宿の系列店だった。安宿で一泊600円ほどだ。(ちなみに、朝食付きで、コーヒー飲み放題)そこで、出会った日本人は2人。ペナン島での友人の結婚式の前にマレーシア観光をしに来ていた女性と、シンガポールからヨーロッパまでを自転車を旅する男性。さらには、マレーシアの後に日本を訪れ、鹿児島から北海道まで徒歩で旅をする予定だというドイツ人の青年。カナダ人のヨガの女性インストラクター。この他にもたくさんの国籍の人たちと出会った。

 

クアラルンプールの次は、ペナン島へ。

そこで、出会った人は、ペナン島での友人の結婚式の前にマレーシア観光をしに来ていた女性と、シンガポールからヨーロッパまでを自転車を旅する男性。そう、クアラルンプールで出会った人たちだ。でも、これは事前に会えたら会おうと再会の計画をしていたものだったためにあまり、感動はなかった。でも、海外の違う場所で再会できたことに少しのうれしさは感じていた。

 

ペナン島の次は、タイへ夜行列車で移動。

タイに到着したとき、手持ちの現金は残りわずか。物価の安いタイで一日一食しかできないくらいだった。空腹に耐えながら過ごした一週間弱は二度と経験したくないが、いい思い出の一つだ。(笑)

 

タイでは絶対に行きたいと思っていたところが、「カオサン通り」ここはバックパッカーの聖地と呼ばれる場所だ。財布の中身は寂しかったがここだけはと思い、足を運んだ。お金がなかった僕は、ただ、歩くだけ。おいしそうなものが売られていても食べられなかった。しっかり計画をしなかった自分を恨んだ。(笑)

 

そんな感じでひたすら、カオサン通りをプラプラと歩いていた時に事件は起きた。

 

突然、後ろから、「おい!」と声をかけられた。

こんな異国の地で、知り合いに声をかけられることなんてあるはずがない。タイでの再会計画は企てていない。誰だ?とりあえず、僕は無視をした。しかし、また後ろから声をかけられる。恐る恐る振り返ると、おじさんが1人。

 

実はこのおじさん、マレーシアでトランジット待ちの時に世間話をしたあのおじさんだった。あの仲良くなる前にオーストラリアへ飛び立ったおじさんだ。オーストラリア旅のあと、タイに来ていたそうだ。予期せぬ再会に驚きつつ、すごく感動したことを今でも鮮明に覚えている。

 

こんな奇跡的な偶然があるのだろうか。いや、もしかしたら普段の生活でもこんな偶然はあるのかもしれない。しかし、このおじさんとの再会がもし日本で起きていても、特段感動はしなかっただろう。異国の地での思わぬ出来事だからこそ、ものすごく感動をすることができたのだろう。旅の最中は、こんな思わぬ出来事に出会う確率が高い。そして、もう一つ旅の醍醐味が人との出会いだ。普段だったら出会えないような様々な考えを持った人たちに出会うことができる。今の僕は、旅の最中に出会った人達の影響を確実に受けている。そして、今思うのは、旅をしてよかったということだ。

 

コロナが収まった時には、ぜひ世界中いたるところで旅を楽しんでもらいたい。一人が危険と隣り合わせだということは重々承知だが、可能であれば、一人旅をしてもらいたい。味わったことのない感動や悔しさや、驚き、何もかもが旅には詰まっているから。そしてそれが君を成長させるから。
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