今年も、大好きだった中
3生たちが旅立ってしまった。
まだ小学生だった頃の写真や、新品の制服を身にまとった写真を見ていると、「成長したね」と母親のような気持ちが芽生え、胸がいっぱいになる。
見た目に関しては正直、毎週会っているとそこまでの変化には気づかない。
私が
5kg太ろうと在学生は気づかないが
(気を遣って言わないだけかも…
)、卒業生には驚かれ心配された。
それと同じで、常に会っている人には見た目に慣れが生じるため変化はあまり感じられないものだ。
が、写真を見るだけで伝わる「成長」。
そして会う度に感じる「成長」がある。
「目」がそれを物語っているのだ。
小学生の頃の写真は、「とにかく楽しい!」という感情が詰まった目をしている。「あどけない」と言った方が的確だろうか。天真爛漫、純粋無垢、それに尽きる。
中学に進学してすぐの写真は、「希望に満ちた」目をしている。これから始まる学校生活に胸を弾ませ、ワクワクした表情が勢揃いしている。
中2になると、笑顔の裏に「悩みを抱えた」目をしている子がちらほら見える。先輩と後輩の間での学校生活、思うようにいかない現実、友人関係の悩み、「自分って何だろう」という問いに必死に立ち向かっている顔をしている。
中3になると、「強い意志を持った」目を誰もがする。自分の道を自分で選択していく旅人のような。「人生と向き合っている」そんな目をしているのだ。
たったの
3年間。人生
80年として、その内のたった約
4%の日々で人は目覚ましい成長を遂げる。そしてそのたったの約
4%の中学生の時に感じた気持ちや、経験は今後の人生にも大きく関わり、絶対に忘れられないものになる。
そんな、人生において貴重なみんなの
4%に関われたこと、そして私の人生の
4%にもみんなが関わってくれたことに、感謝の気持ちでいっぱいだ。本当に、本当にありがとう。
どうか一方的に縁を切らず、夢現塾に顔を出して、また縁を繋いでくれることを待っている。
またここから新たな縁を結び、いろんな知識を付け、様々なことに興味を持って、沢山の違う景色を自分の目で見て、
1度しかない人生を自分自身で「成長」させていこう!
コツは簡単。
「したい」じゃなくて「する」。それだけだ。
さあ、
歩き出そう。明日の日に。
夢を持って…