先日、中学校時代の友達2人と久しぶりに再会した。
なぜか急に「はなちゃんに会いたい!」とうれしい連絡をくれ、夜23時からという遅い時間にも関わらず、岡崎まで足を運んでくれたのである。
久しぶりに会うとやはり盛り上がるのは「あの人は今!」トークである。
「○○くん、□□スーパーで働いてるの見たよ~」とか、「○○は結構派手に遊んでるよね、イメージ変わった!」とか「○○ちゃんと△△くん、仕事関係で再会して付き合ってるんだって~」など噂話は尽きない。
中学生の頃はフードコートでコーラ片手にしゃべっていた私たちが、おしゃれなカフェでお酒を飲みながらのおしゃべりに変わり、大人になったねぇと3人でしみじみと感じた。
2人の好きなところは、中学校時代と変わらない元気で面白くてやさしいところはもちろんだが、
もう一つ、「目標に向かって頑張っている」というところが尊敬しており大好きなのだ。
2人と話していて「私やりたいことなんかないんだよね~」とか「将来の夢かぁ…お金稼げたらいいな~」とかそんな会話になることはまずない。むしろ、今どんなことを頑張っているのかという話になる。
私も「塾講師になりたい」という目標が決まったのが早かったため、2人を見ていると私もがんばろう!!!!という気持ちになるのだ。
ひとりは、薬剤師という夢に向かって実習やレポート、国家試験の勉強を頑張っているようだ。医療系の仕事をしている両親に憧れて薬剤師という仕事を小さいころから目指していた彼女は、20歳を過ぎてもその軸が揺るぐことなく、真っ直ぐに進んでいた。
いつもは冗談を言ってふざけている彼女であるが、薬剤師の仕事がAIに変わってしまう未来を見据え、自分はどのような薬剤師として仕事をしていくのか真剣に考えていた。
もう一人は、高校生時代に1年間留学し培った英語力を生かすため、様々な職業を考えた結果、アナウンサーになることを決めたそうだ。留学のため1年遅れで卒業した彼女は無事テレビ局に内定も決まり、「みんなを笑顔にするアナウンサーになる!」と声高々に教えてくれた。簡単な仕事ではないが、人見知りしない明るい性格とかわいらしい彼女なら愛知県から遠く離れた北陸でも立派に成功してくれるだろう。
アナウンサーの発音について「難しいんだよ~」と教えてくれた彼女に、試しにお店で食べたサラダで食レポをしてと無茶振りしたら散々なものだったが(笑)
「○○になりたい!」という強い気持ちは原動力になるのだなぁと2人と再会して強く感じた。
また何年後かに、夢を叶えて大きくなった2人に再び会いたいなと思う。
※2人の写真使用の許可が出ませんでしたので、画像はありません(笑)