約一ヶ月ぶりの日報!
この一ヶ月でもうすっかり季節は変わり、朝晩はコートが必須アイテムになった。
一方、夢現塾ではテスト対策授業に燃えていた。
一足早くテストが終わった生徒で、テスト直しや点数の報告のために塾に足を運んでくれる子も少なくなかった。
他の生徒たちからのいい便りも楽しみに待っている。
テスト対策期間によく思うのが、教師と生徒の立場が逆転することがあるということだ。
与える側の教師と与えられる側の生徒。
これは大枠間違っていないだろう。しかし、時に生徒に考えさせられたり、感動したり、感心したりと心を大きく揺さぶられることは少なくない。
こんなことを感じるのは、もしかしたら僕の教師歴がまだまだ浅いからという理由なのかもしれないが、生徒の持つパワーは計り知れないとつくづく感じる。
自習室の監督をよくする僕は、いろんな質問に出会う。数学に理科。これらは質問の二大巨頭だ。この質問がない日はまずない(笑)そして、期末テスト前にあるのが美術・保健・技術・家庭・音楽の四天王。
もちろん、社会や国語、英語の質問もやってくる。
そんな中でどの教科でも、必ず目に入るのは、いろいろ試行錯誤をした形跡だが、数学に関しては特にそれが顕著にみられる。今回の3年生のテスト範囲に図形の問題があったのだろう。補助線を書いては、消して。これを繰り返した形跡が見られた。これらから、彼らの気概が感じられる。
そんな貪欲で、ひたむきな、そして必死な彼らの姿が、僕のギアを上げさせる。
僕は教師である以上、生徒から与えられたもの以上に与えていかなければいけない。
やるべきことはわかっている。それを頭だけではなく、行動に移し、結果を出す。ただそれだけ。
2019年も残り約1か月。
今を精一杯。どれだけ、今に燃えられるか。