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夢現塾日報 blog

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Some students called me “Boss of ~”.(安)

2018.10.19

自習室のボスと呼ばれた去年。今年もそう呼ばれる予感がしている。

 

テスト期間になると、通常だと開かない日曜日も開かれる自習室。そこにほぼ毎日現れる僕。というのも、英語と国語のテスト対策を担当する僕はほかの先生よりも多く校舎に入ることがある。

そんな僕を六名校の生徒たちは自習室のボスと呼んだ。

 

「ボス」って悪い響きではないけど…(笑)一部ではこう呼ばれていたことも。

「六名校の住人」

これなら、以前公開された映画「無限の住人」になぞらえて「夢現の住人」の方が収まりが良いのではないか。(笑)

 

そんな自習室のボスであり六名校の住人疑惑のある僕は、文系の人間である。理系の質問がある生徒は普段、事務室の扉を開けてすぐのところにいる僕と「この質問は安田先生ではないです」と言ったニュアンスのアイコンタクトをして奥にいる高橋先生に「数学の質問いいですか」と声をかけに行く。だが、テスト週間期間、高橋先生は他の校舎での授業があるために、いつもの場所にいないことがある。そんな時、そこに君臨するのは自習室のボスである僕だけだ。彼らは僕に質問を持ってくる。苦手意識がないわけではないが、得意ではない。しかし、もちろん確実に理解してくれるまで徹底的に教えている。基礎的なものから入試の過去問のような問題まで、難易度は様々だ。

 

テスト週間期間の度に質問対応をしてきだが、いまだに苦手意識は根強く僕の中に存在している。(笑)しかし、まず自分で問題を解いて、そのあとに教えられるように頭の中で整頓して、伝える。これを何回も何回も繰り返してきた結果、数学と理科の問題を解くのが楽しいという感覚が僕の中に確実に芽生えている。

 

結局、「できない」を「できない」ままにしておけば現状が変わることはないし、おもしろくもない。そして苦手意識がなくなることはない。

 

だからこそ、「できない」「分からない」を「できた」「わかった」に変えるプロセスを怠ってはいけない。この過程に伴う苦痛から逃げてもいけない。もし問題集の解説だけで解決できないようであれば、僕ら教師に声をかけてくれればいい。このプロセスをサポートするのは、僕らの仕事の一つであり、使命である。そこに苦手云々など言ってはいられない。生徒の「納得した顔」を目にするまでは、様々なアプローチで教えたいと思う。「できる」「わかった」の感覚が一つ持てれば、「もう一つも!」と欲が出てくるはずだ。もっと「なるほど!」に飢えてくれ!!!

 

ちなみに、中学生の頃は英語が苦手で、数学が一番得意かつ好きだった。

 

Life is like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get until you open it up.
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