3年前の夏、フィリピンへ向かう機内の中で私は凍えていた。
まるでそこは、スーパーマーケットの鮮魚コーナー。肌をつらぬくような寒く冷たい機内に、動かずに座っていなければならない。眠気なんぞ感じることのできないぐらいの温度。
やっと離陸したかと思えば、頭上から降り注いでくるミスト。まさに「泣きっ面に蜂」であった。
上着を着て、ブランケットで全身を覆い、ガタガタガ震える私の横には、フィリピン人女性がイビキをかきながら眠っていた。ノースリーブにショートパンツ、ビーチサンダルを履いて。それを見ると、さらに寒気が襲ってきたのを今も思い出す。
大学時代、オーストラリア人講師の授業にも悩まされていた。
夏はクーラーの温度は、もちろん最低温度に設定。秋もクーラーは必須であり、「寒いなら着ればいい」スタンスは崩さない。
12月、暖房はつけてくれない。
室内にも関わらず、コートもマフラーも取らずに授業を受ける毎日。
極め付けに、彼が放った言葉は、
「お願いだ。クーラーつけてもいいかい?5分だけ!」
であった。
国が変われば人が変わる。
国が変われば体感温度も変わる。
そんなことを考えている今日この頃ではあるが、
いよいよ本格的に、日本にも暑い夏がやってきた。
そして、この夢現塾にもいよいよ暑い、熱い夏がやってくる。
夏期講座を受ければ、モチベーションが変わる。
夏期講座を受ければ、人も変わる。
2018年の夏休みはたったの1度きりだ。
この夏休みをどう過ごすかで、1年が大きく変わるかもしれない。
勉強、部活、遊び、恋愛…
悔いの無い夏休みを!