Where there is a will, there is a way.
~意志あるところに道は開ける~
この言葉を座右の銘としている人は多いだろう。僕も大好きな言葉だから、夢現塾のHPにも、チラシにも、パンフレットにも載せている。
誰の言葉かご存じだろうか?
塾生たちに尋ねると、「目黒先生!」と言ってくれるが、とんでもない。
僕の言葉といえば、
●ピリオドは命の次に大切である。
●同じ問題を間違えることは、登校中に踏んでしまった犬の物体X(?)を下校中にまた、踏んでしまうのと同じだ。
●定期テスト1週間前のTV・ゲーム・漫画・メールやLINEは禁止だと、日本国憲法に書いてある。
くらいである。もうちょっとあるかな?(笑)
最初の言葉は、第16代アメリカ大統領エイブラハム・リンカーンの名言である。
日本では「人民の人民による人民のための政治」という演説が有名であるが、アメリカ人にとっては、「意志あるところに…」の方が、ピンとくるらしい。
彼の生涯は失敗の連続だった。
7歳 家の立ち退きを迫られ、家族を養うために働きはじめる。
22歳 最愛の母親が亡くなる。
23歳 イリノイ州議会議員に立候補し落選し、同時に失業する。
24歳 友人から借金をして新商売に着手するも失敗し、莫大な借金のみが残る。
25歳 再び、州議会議員に立候補し初当選する。
26歳 婚約した女性が死んでしまい、失意のどん底に落ちる。
27歳 重い神経衰弱にかかり、半年間治療に専念する。
29歳 州議会議長に立候補するが落選する。
31歳 大統領選挙人に立候補して落選する。
34歳 連邦下院議員に立候補して落選する。
37歳 再度、連邦下院議員に立候補し当選、ワシントンに移り、活躍する。
39歳 連邦下院議員に再び立候補、落選する。
40歳 国有地管理局長の要職を目指すも、就任に失敗する。
45歳 連邦上院議員の指名投票で落選する。
47歳 共和党大会で、副大統領候補に立候補するが落選する。
49歳 再び、連邦上院議員の指名投票落選する。
51歳 アメリカ大統領になる。
泥にまみれた貧しい農村の子が、アメリカ合衆国大統領という頂点に登り詰めたが、彼の人生は壮絶な失敗の繰り返しであった。
ちなみに、56歳という若さで暗殺されてしまうという生涯を終えたが、生前にこのようなことも言っている。
何歳まで生きたかは重要ではない。いかにして生きたかが重要だ。
まるで自分の未来を予測していたような言葉だ。
数度の失敗で、尻込みしている場合ではない。
世の中で成功する人は皆、そうである。
強烈な目標意識を持っていて、失敗や挫折にくじけず、むしろプラスに転じて目標に邁進していく。
夢現塾は「頭と心を鍛える総合学習塾」である。
勉強を通して、知識・思考力・表現力・判断力を鍛えるとともに、逞しい精神力を身につける場である。
総理大臣になれ!とまでは言わないが、塾生には、それぞれ強い意志を持って生きてほしいのだ。
まずは、明後日からの夏期特訓講座に全力注ごう!
俺たちも全力で指導していく!!