先生、彼女募集中なの?
この冬、どこの校舎でも、合計50回以上言われた言葉だ。
全く身に覚えのないことだが、どうもコートやパーカーなどのフードを裏返しにしていると「恋人募集中」という意味らしい。僕らの学生時代には、制服の第二ボタンを外していたら…という感じだったが、今でも似たような話があるもんだ。
「先生、これはマズイですよ~」とフードを直してくれた心優しい生徒もいるが、クスクス笑いながら、「奥さんいるのに、ゲスですよ~。」「第二の青春を…と思っているんですか?」などとからかって、楽しんでいる生徒たちの方が圧倒的に多い(笑)。
しかしながら、どういうわけか二代目夢現塾コート(一代目は白・二代目は銀色)のフードはすぐに裏返ってしまう。生徒の話通りならば、我が塾の教師たちは皆、恋人募集中ということになってしまう(苦笑)。
生徒に理由を聞いても分からないとのこと。でも「有名な話ですよ!」の一点張り。何だかモヤモヤするので、ちょっとネットで調べてみると、岡崎市や幸田町だけの話ではない。日本中の至る所に、このような都市伝説があり、どうやら「裏返しになったフードを直してくれた異性が彼女(彼氏)になるというルール」もあるようだ。すごい!便利だ!なんと楽な技なんだ!と妙に感心したが、都市伝説なだけあって、当然根拠はないらしい。そもそも、フードを裏返して、異性を求める…とはどういうことなんだ?言い出した奴に説明をしてもらいたい…と思いながらも、これだけ噂になっているということは、きっと過去に大成功した実話があり、それが語りつくされていったのであろうか?
以下は想像の話である。
桜子:
夢太くん、フードが裏返っているよ。桜子が直してあげるよ。
夢太:
ありがとう。お前、優しいな…。
桜子:
そんなことないよ。普通だよ。気になったからだよ。
夢太:
いやいや、優しいよ。だって俺、嬉しかったもん。
桜子:
本当?よかった!じゃ、お礼に、今度、ケーキでもおごってよ。
夢太:
あぁ、いいよ。
桜子:
本当?本当にいいの?
夢太:
ケーキくらい、いいよ。
桜子:
やったー!いつ?いつ行く?いついつ?
そして、二人の恋は始まった…
♪♪♪すれ~違~う時の中で~あな~たと~めぐり逢えた~不思議ね~You’re everything~♪♪♪
そんな馬鹿なことあるかーーーーーーい!!
もし、実際、このような貴重な経験をされた日報読者の方がいらっしゃいましたら、夢現塾メールにて教えてください(笑)。
追伸
中華料理屋での新年会の一コマ。
皆が、食後のデザートに「マンゴープリン」「杏仁豆腐」「シャーベット」などを食べている中、一人だけ「杏仁豆腐ファミリーサイズ」を注文された方がいらっしゃいました(笑)