今年から夢現塾の教壇に立つことになりました古里実紅です。
コロナウイルスの感染拡大がなかなか落ち着かず、私の夢現塾での初めての授業は少し延びてしまいました。準備をすればするほど緊張や不安が大きくなっていく反面、早く生徒の皆さんに会いたいという気持ちも膨らんでおり、いろいろな意味でドキドキしながら、この文章を綴っています。
私が「教える」ということに興味をもち始めたのは、中学生の頃でした。自分の説明が、誰かの「わかった!」「ありがとう!」に繋がる。私はこの道で職を見つけたいと思い、目標を達成するために努力に努力を重ねました。しかし、時の経過とともに技術が進歩し、動画配信サービスやAIによる学習サポートなどが普及。私が教師になる意味は何なのか、生徒の教師が私である必要性はどこにあるのか。何度も考え、本当に教師を目指し続けていいのか迷った時期もありました。
それでも、教壇に立ちたい。そして、たくさんのことを子どもたちに伝えたい。その気持ちは変わりませんでした。積んできた努力がすべて“成功”に繋がったわけではありませんが、どんな努力も“成長”には繋がっている、私はそう思います。
夢現塾では、「学ぶこと、知ることって、こんなに面白いんだ!」と思ってもらえるような授業をすることはもちろん、私の嬉しかった経験も辛かった経験も共有し、どんな経験も無駄ではないと、『努力は決して裏切らない』と、伝えていきたいです。そして、私からの一方通行ではなく、生徒の皆さんからもいろいろな話が聞けることを楽しみにしているため、緊張して強張りすぎないように…、明るく接しやすい存在であれるよう努めたいと思います。
私は、教壇に立つ者としてはまだ知識も経験も乏しく、頼りない部分や至らない点があると思います。しかし、常に“成長”に対して貪欲に、夢現塾で私に出会えて良かったと思ってもらえる日がくるよう、精一杯頑張ります。
これから、よろしくお願いします。