自己紹介の季節だ。いや、すでに4月も終わりそうだ。もう旬は過ぎただろうか。
夢現塾では春休み期間に行った春期講座から、新学年内容の授業がスタートしている。
そのため、学校よりは多少進度が速い予習型の塾である。
授業で生徒に会うたびに、「今学校でどのへんやってる?」と聞くのだが、特に今月は「今日は自己紹介やっておわった~。」と言われることが多かった。
私自身、自己紹介は嫌いだ。というのも、特筆すべき「趣味・特技」がないからである。
20年以上生きてきて、夢中になれるものがないという悲しい人生…。
であったのだが、最近趣味が見つかった。そう、それは「アフタヌーンティー巡り」である。
コロナが蔓延している昨今、ビュッフェや大人数での会食には手を出しがたい。
そんなとき、たくさんの種類の小さくてかわいらしいスイーツが、かわいらしいお皿に、かわいらしく盛り付けられているアフタヌーンティーに私は心を奪われた。
アフタヌーンティーについて少し説明すると、これはイギリス発祥の紅茶と共に軽食や菓子を摂る喫茶習慣のことである。以前は上流階級文化の一つとされており、単に飲食を楽しむだけのものではなく社交の場として使われていたそうだが、いまでは日本でも広く普及しているそうだ。(ウィキペディアより)
紅茶のほかに、サンドイッチなどの軽食や、スコーン、ケーキ類といった菓子が2 – 3段重ねのティースタンド(トレイの一種)に載せられ、提供される。
インスタグラムの普及とともに「映え」として発展したのか、さまざまなホテルやカフェが趣向を凝らし、かわいく、おいしく、たのしい空間を作っている。少人数で楽しめることも魅力だ。
想像つかない人は、インターネットやインスタグラムで検索してみてください。
スイーツ好きにはたまらない夢のような光景が広がっています。(笑)
前置きが長くなったが、この話を加納先生に話したところ、
「かわいい!いこういこう!!」と言ってくださり、先日2人で豊田市のとあるカフェに行ってきました。
※写真は、2人で「映え」の角度を探し20枚ほど撮影した中の渾身の1枚(笑)
食事中、加納先生が教えてくださった。
「アフタヌーンティーって、下の段から食べるのがマナーなんだって~。」
なんと。知らなかった。私は、好きなものを最後にとっておいたり、甘い・しょっぱいを交互に食べたりと品のない食べ方をしていたようだ。(苦笑)
他にも、調べてみると…
・サンドイッチは左手で口を大きく開けずに食べる。
・スコーンはナイフではなく手でわって食べる。
・ティーカップは左手でもち、持ち手には指を通さず、つまんで持つ。 など…
知らなかったが、さすが元上流階級の習慣。調べてみると細かいルールがたくさんある。
大人の女性になるにはまだまだだな…。と思う出来事であった。
知らないことを知ることは面白い。
知っているとより楽しめるものである。
いとをかしである。お菓子だけにね。