『マシュマロテスト』をご存じだろうか?
スタンフォード大学で行われたこの実験には、4歳の子どもたち186人が参加した。
彼、彼女らには、
「ここにあるマシュマロをひとつ君にあげよう。私は15分ほど用があるのでここを離れるけど、私がもどってくるまで15分間食べるのを我慢したら、もうひとつマシュマロをあげる。私が戻ってくる前にそれを食べても良いけど、2つめはなしだよ。」
と言って部屋をでる。
その結果、すぐにマシュマロを食べた子は少なかったが、2個目のマシュマロを手に入れた子は、1/3ほどだったという。
しかも、児童のその後の成長後の社会的な成功にも相関関係があり、十数年を経た後も「自制心」は持続しており、
マシュマロを食べなかった子の方が周りからも優秀と評価されたり、能力が高かったという。
もちろんこの実験にはいくつか否定的な意見もあるが、「自制心」はあるにこしたことはないのは、誰もが認めざるをえないところだろう。
この「自制心」、なんと”イカ”にもあるということがわかった。
そうこの↓ ”イカ” (烏賊)にである。
え!?いつも食べてるやつじゃん
ケンブリッジ大学の教授が、「エビのかけら」と「生きたエビ」でイカに対してこの実験を行った結果、食べたい欲求・衝動をコントロールし、「エビのかけら」を食べるのを我慢できたという。
たった数年の寿命しかないイカに、このような「知能」があることには驚きだ。
もしも人間なみの寿命がイカにあったら・・・
人間はイカに滅ぼされるんじゃなイカ?
と、そら恐ろしくなった。
ということは、食べ物への「欲求」・「衝動」を
全然 おさえられないボクは
「イカイカデハナイカ!?」
(烏賊以下ではないか)
「食べる」→
「満足する」→
「太る」→
「焦る」→
「運動する」→
「お腹がすく」→
「食べる」→・・・
ああ、メビウスの輪のごとくループの繰り返しだ。
ただ
「焦る」のあとに
「運動する」が入っただけは、これでも2年前よりも少しは成長したのではなかろうか。
以前は、
「焦る」→
「悩む」→
「お腹がすく」のループだった。
う~ん・・・ムダに「悩む」よりもとにかく「運動」だ。
イカに負けない精神力の鍛錬を、と思う今日この頃である。