コロナウイルスに関連しない話題。
本日の日報のテーマはこれである。
先日、小学生の作文のテーマに「人生で1番うれしかったこと」を設定した。
「え~そんなのないよ~」と駄々をこねる生徒もいたが、提出させてみるとあらびっくり!
十人十色の嬉しかったことがびっしり書かれていた。
マラソン大会でいい順位を取ったこと、野球の大会で活躍したこと、自転車に乗れるようになったこと、好きな女の子に告白したこと、自分がこの世に生まれたこと…などなど。
添削しながら嬉しさが伝わり、終始ニヤニヤしてしまった。(笑)
さぁ、私も書いてみよう。見とけよ~~~。
…毎日生きていると、ちょっと嬉しいなと思うことは多々ある。
「信号に1つも引っかからなかった」とか、「ほしいものがタイミングよく買えた」とか、「夕飯が好物ばかりだった」とか「なくしたものが見つかった」とか…
でも「人生で1番!」という修飾がつくとなかなか難しい。
あまりにも小さいことを書くとなんだか味気ない人だと思われそう。でも、あんまり大げさに書くとなんだかウソっぽい。思い出せないだけで、もっと他にあったかもしれない。本当にこれが1番なのか…??
自分でテーマを設定しておいて自身も苦しんでいる。(笑)
1番嬉しかったこと… 1番嬉しかったこと…
「………犬だな。」(デジャブ) ←おそらく、目黒先生と髙須先生も同じだろう(笑)
偶然立ち寄ったお饅頭屋さんのレジ横に書かれていた「子犬譲ります。賢い犬です。」の無造作な文字。
人見知りをものともせず、知らない番号に電話して犬ちゃんと面会した。
10匹の兄弟でどの子にするか決めたものの、その日は受け入れ準備ができず、後日引き取りにした。
電話してから怒涛の1週間。初めてで右も左もわからないままに夏期講座の合間を縫ってグッズを用意した。
そして印をつけておいたのに、はがれてどの子かわからなくなり、たぶん違う子をお迎えしてしまった…
そんな犬との出会いが私の「人生で1番嬉しかったこと」だ。
あの日、お饅頭屋さんに行かなかったら。あの時印がはがれなかったら。
運命だなぁ、本当に人生はタイミングだなぁと思った。
これを読んでいる皆さん。
あなたの「
人生で1番嬉しかったこと」は何ですか?
これを機に考えてみてはいかがでしょうか。