中間テストが終わり、順位がすでに出ている学校、テスト返却真っただ中の学校、いろいろあると思う。
さあ、今回のテストはどうだったかな?
自分の納得いく点数だったかな?
どうせ、いつもこのぐらいの点数しか取れないし…なんて思ってないかな?
凡ミスばっかりだー!と、嘆いてないかな?
テストは終わってからこそがチャンス。
「もっと丁寧に問題を読めばよかった」
「ここをしっかり解いておけばよかった」
「時間配分をもっと考えればよかった」
など、自分の甘かったところを見直すことができるからだ。
昨日、ある姉弟が中間テストを手に、揃って私のところへやって来た。
自分の弱かった部分を見直し、そしてその改善方法を求めに来たのだ。
「先生~やばいよー…」
と言いながら、差し出されたテストを見てみたが、点数は決して悪くはない。80点台のもの、70点台後半のもの、5教科のうち、90点台を取っている教科だってある。
しかし、彼らは現状に満足せず、自分の弱点と向き合い、
「こういう問題の凡ミスってどうしたら減るの?」
「ここはどうやって勉強すれば、もっと点取れるの?」
など真剣な眼差しで質問し、
最後には「期末テストはもっと良い点を取る!」と意気込み、また自習に戻っていった。
『もっと上を目指したい』
彼らのような、向上心こそが、人が成長するための大きな力になるのだ。
「これでいいや!」と思った時点で、成長は止まってしまう。
『もっともっと上へ』
みんなも目の前の現状にとどまらず、常に未来に目を向けて、日々進化を続けてほしい!