小6生の冬から通い始めて、約3年間、楽しかった時はまるで一瞬のように過ぎていった。
勉強はもちろん、とても多くのためになることを教えてもらった。僕は勉強が好きではなかった。だから、勉強をあまりせずテストの結果が悪いと、次に頑張ればいいと思って過ごしてきた。
しかし、受験には次なんてない、高校受験は人生で一度きり、という当たり前のことを、講座中の話で思い知った。
それからの僕は、行ける日は自習室へ通い続けた。やる気が起きないときは、いつしか配られた「一杯の水」を読んで自分を奮い立たせ、ついに合格することができた。
数学ができなかった僕を一生懸命教えてくれた先生、ユーモアな授業の理科の先生、好きだった社会をより深めてくれた先生、そして、いつも励ましてくれた塾長の目黒先生。
本当に、ありがとうございました。