今日は幸田校中3生の授業だった。
幸田北部中の夏休み明けテストの順位が確定したとのことだが、相変わらず素晴らしい。
1位、2位、4位、5位、5位、7位、8位…
夏期特訓講座中もそうだったが、恐ろしい頑張りだ!!よーく勉強している。
そんな彼ら、明後日は体育祭だ。何が盛り上がるのか尋ねると「級訓アピール」とのこと。クラスごとの「級訓」にダンスや歌を付けて、盛り上げるらしい。
ちなみに本日尋ねた級訓は以下の通りだ。
常笑一団、英雄、∞(無限)、one for all、one piece、星座、maximum、三種の神器、二刀流、一期一会、八重桜、スペースレンジャー、輝石…
なぜ級訓なのか、どういう意味合いを持つ級訓なのか、理解に苦しむものもあるが、なんとなくニュアンスは伝わってくる気もする(笑)。
級訓と言えば、強烈な出来事が数年前にあった。
そのクラスの級訓は「叶う」。
4月最初に新しい担任の先生が話してくれたそうだ。
人は口からプラスのこともマイナスのことも言う。
だから「吐」という字は「口」「+」「-」で出来ている。
人がマイナスのことを言わなくなると「-」が消えて、「叶」という字になる。
だから、このクラスの皆にはプラスのことだけを言うようにしてほしい。
そして、自分の夢や目標が叶うようになってほしい…。
これ、実はかなり有名な話だ。この仕事をしていると、何度となく聞くことも話すこともある内容だが、やはりなかなか良い話だと、個人的にも思う。生徒も嬉しそうに話してくれた。
そんなムードの中で決めた級訓、この生徒のクラス級訓は「叶う」となったそうだ。
ところがだ、2学期中旬になると、この先生
、「この成績じゃ、合格しない」「志望校を下げた方がいい」「仮に合格しても絶対についていけない」と、マイナスの発言ばかりを繰り返すようになる。生徒たちが言っていた。
話が違うじゃないかーーーーーい!
暗く落ち込まず、明るく話してくれた生徒の逞しさを嬉しく思ったものだ。
1学期大人気だった先生の株が、2学期以降下がった理由は言うまでもないだろう。
生徒たちよ、君らにプラスのことも、マイナスのことも、いろいろと耳に入るだろう。でも、自分を信じられるように、今、目の前にあることから逃げ出さずに立ち向かってほしい。
僕らは、君たちの大いなる可能性を最後の最後まで信じたい。