今日9/15は、「老人の日」というらしい。
なんとも聞き慣れない言葉だ。
そもそも「敬老の日」が9/15で育った我々昭和生まれにとっては、2003年から始まった
「9月の第3月曜日が敬老の日」にもまだまだなじみがない。
(※10月2週目の「体育の日」や、1月2週目の「成人の日」も同様にピンとこない。)
調べるとこういうことらしい。
- 「老人の日」:9月15日(老人福祉法で定められた祝日ではない日)
- 「敬老の日」:祝日法で定められた9月の第3月曜日の祝日
- 「老人週間」:9月15日~21日(老人福祉法で定められた1週間)
それでは「敬老の日」と「老人の日」の違いは?
- 「敬老の日」⇒ 「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」
- 「老人の日」⇒ 「国民の間に広く老人の福祉についての関心と理解を深めるとともに、老人に対し、自らの生活の向上に努める意欲を促すため、老人の日および老人週間を設ける」
なんだそうだ。
ところでお年寄りを敬うのは当然として、何歳からが「老人」なのだろうか?
老人福祉法という法律では「65歳以上」を老人としている。
ということで、権利はあるのだが見た目が若い僕の母(65歳)が、弟の子の運動会の際に「敬老席」に座ろうとしたところ、弟があわてて止めたのが今年の5月(笑)
70歳の父は今年の40℃超の炎天下でも、週に2回はテニスをしており、メタボリックな僕よりも間違いなく体力がある(笑)ついこの間まで、バスで席を譲られると「老人扱いするな!」と怒っていた父である(さすがに最近は自覚があるようだが・・・)。
このように一括りに「老人」ともできない最近の元気な60~70代には、あまり「敬老の日」は似合わない気もする。
昨日(9/14)の六名校6年生の授業で、
「月曜の敬老の日には、みんなのおじいちゃんやおばあちゃんに何かプレゼントしたり、ありがとうを言ってあげてね!ところでみんなのおじいちゃんやおばあちゃんはおいくつぐらいなの?」
僕の問いに、最前列にいたIさんが答えた。
「えっと・・・おじいちゃん55歳!」
う~ん・・・まだ「敬老の日」はちょっと早いかな・・・(^0^;)