3月新年度、春期講座を経て、夢現塾各校舎にも新しい生徒が増えた。
新入生の多くはまだまだ緊張しているのか、その表情は硬い。
そんな生徒たちの緊張をほぐすため(?)、僕たち教師は授業内容以外のさまざまな話をする。
感動する話もあれば、なるほどと思わず人に話したくなる話から全く役に立たない話まで(笑)。
先週は、僕が「自分の思い込み」だったことに驚いた話をした。
それは某TV番組で五芒星(星)の書き始めがどこから書くかで性格が分かる・・・というもの。
皆さんは「星」を一筆書きするとき、どこから始めるだろうか?
僕は・・・④からです。
どうやらこれによって性格が分かるそうで・・・。
①は「グイグイリーダータイプ」
自分がなんとかしなければ、という気持ちから、損な役割を引き受けることも多い。恋愛では情熱的で自分からグイグイいくが、逆に相手に追いかけられると冷めてしまうとのこと。
②は「愛されたい八方美人タイプ」
自我があまり強くなく、周りに流されやすい。NOといえず利用されてしまうことも。恋愛でも強引なアプローチに、ついYESと言ってしまい、満足できないまま付き合い始める一方で、流されて浮気するタイプなんだと。
③は「夢が大きいロマンチストタイプ」
常識にとらわれないユニークさと天然ボケな面があり、恋愛でも漫画のようなロマンチックな出会いに憧れる傾向があるそうで。
④は「こだわりが強い、芸術肌タイプ」
独特の美意識を持ち、簡単に妥協できない性格で、恋愛に関しては苦手意識が強く、奥手な面もあるという。
⑤は「自分に正直なリア充志望タイプ」
自分の欲望に正直、お金は欲しい、美味しいものは食べたい、そのために必要な努力は若いうちなら多少する。
それなりに選択をまちがえなければ、けっこう充実した人生を送れるとのこと。恋愛では出会いを求めて合コンや婚活パーティーなど、積極的に行動するので成功率は高い。相手には、性格よりもスペックを重視する傾向があるとのこと。
どう?当たってるかな??(笑)
まあ、性格診断はまゆつばものとしても、みんなてっきり同じ書き方かと思いきや全然違う。
いやむしろ
、誰もが「自分の書き方が正しい」「自分の書き方が当たり前」
と思っていたんじゃないだろうか?
ちなみに、緑丘校、六名校で挙手をしてもらったところ、圧倒的に多いのが⑤。
②、③が少なかったかな。
中には、
「⑤から書くって習った!」(えっ!誰に!?)
「でも③に変えた!」(なんで!?)
なんて意見も(笑)。
往々にして人は、「自分が正しい」・「自分のやり方が当たり前」と思いがちだ。
たかが星の書き方ひとつでも、こんなにもバラバラなのだから、きっと他にもこんな思い込みが僕の中にはあるのだろう。
あらためて自分の「思い込み」を反省するきっかけになった出来事だった。