↑ 夢現塾卒業生の翔南中の女子たちが作ってくれた『お菓子リュック』です。
先週、高校3年生の男子2人が夢現塾にやってきた。
言わずもがな、夢現塾卒業生達である。
2人は同じ中学出身。しかし今は違う高校に通っていた。
1人の子が、持ってきた紙袋の中にそっと手を入れた。
「これ先生が欲しがっていた外車です。」
高級外車のトミカを2台、手土産に持ってきてくれた。
『僕は本物の外車が欲しいって言ってたんだけどな…』
しかし、そのことを知っていてトミカをあえて持ってくる。
この子達は、昔からこういうユーモアがあった子達でもある。
他にも気の利いた手土産をいくつも持ってきてくれた。
そして2人の進学先を聞いた。
「2人とも京都大学の理学部に行きます。」
「2人とも京大?一緒の理学部?」
「はい。2人ともです。」
「すげー!!おめでとう!!」
そして最後は
「また来いよ!」
「はい。また来ます!」
子ども達にとって“夢現塾”が、ただの学習塾でないと思ってくれていることが嬉しく思う。
私立大学に行くか、浪人して国公立大学に行くかを相談しにきた子。
舞台監督として社会に巣立っていく子。
大学の寮を出て、就職活動の相談に来た子。
赤ちゃんを見せに来てくれた子。
卒業生達が、高校生になっても大学生となっても、社会人となっても、親となっても会いに来てくれている。
それが“夢現塾”であり、ここが“夢現塾”である。
夢現塾最後の卒業パーティー。
会場で涙する塾生達。
去り際に感謝と寂しさを伝えてくれる塾生達。
そんな最高の塾生達がいる塾の教師でいることを誇りに思う。
追伸:幸田中学校の生徒会役員(全4人)のうち、生徒会長・副会長・書記の3人は夢現塾生!
ぜひ学校を盛り上げてください!!