3月新年度が始まって、一週間が過ぎた。
塾講師になってかれこれ10ウン年、毎年のことだが3月の新中1の最初の授業で話す内容は決まっている。
それは、『小学生と中学生の通知表の違い』だ。
「中間テスト」と「期末テスト」の結果の他に、「授業態度」や「提出物」が成績の大きな割合を占め、それによって1~5の成績がつく・・・といった内容。
「授業態度」については、ノート・教科書にする落書きや、あくび、肘をついて話を聞く・・・などなど。
塾でそれが出来てなかったら、学校でもきっと同じことしちゃうから、ちょっと厳しく注意するからね・・・と第1回目の授業では必ず念をおす。
そんな話をした直後の生徒たちの背筋はピンとのび、イスと一体化したかのような姿勢を見るのは、毎年のことながらとてもかわいらしい。
まさに「いとうつくしうてゐたり」といったところだ。(中1国語の教科書147ページ参照(笑))
そして、話をした一週間後の昨日3/12(月)。
六名校の新中1はまだまだ緊張しながらも、9時を過ぎた頃からはやっぱり少し眠そう。
そんな中、T君に思わずあくびが・・・
「あくびは手で隠して!!」
僕の言葉に、あわててそのあくびを飲み込むT君。
そうそう、それでOK!他の子たちにも緊張感がまた戻り、背筋がピンと伸びる。
うんうん、中学生らしくなってきたね!
来週20日は、いよいよ小学校の卒業式。
入学式前だけど、夢現塾の新中1(小6)はすでに中学生としての準備OKだね!!