人生や日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、モノへの執着から解放され、身軽で快適な人生を手に入れようという「断捨離(だんしゃり)」という考え方がブームになっている。
日本の伝統的な「もったいない」の考えが行き過ぎると、周りに不必要なモノがあふれ、知らず知らずのうちに心身の大きな重荷となり、健康を害してしまうこともあるそうだ。
引っ越し日が迫り、「断捨離」と「もったいない」との攻防がピークを迎えている。「いつかは使ってくれるだろう」と、蒸し暑い夏も凍える冬も耐え忍び、押し入れの奥でじっとスタンバイしていたガラクタたちを発見。
「出会いの数だけ、別れがある。そしてまた新しい出会いがある。」
断捨離の精神にのっとってゴミ袋に次々と投入する。新しい生活はやはり気持ちよく迎えたいものだ。
断捨離時の注意!
学生時代の引っ越しの際、なけなしの洋服や下着類を、段ボールの代わりにゴミ袋に入れたことをすっかり忘れ、本物のゴミと共に捨ててしまったという苦い経験がある。
君たちも進級や進学を迎え、今までにたまったプリントなどを整理することもあるだろう。その時は本当に大事なものは捨てないように!後で涙を流すことになるぞ!