帰宅時、車に乗ると前が全く見えない。
フロントガラス一面に広がるのは氷だ。
このまま運転しては間違いなく大事故である。
エンジンをかけて氷が解けるのをしばらく待つ。
こんな寒い日が最近は続いているが、サッカー好きの僕はたまらなく熱い日々を過ごしている。
それは、世界一のクラブチームを決める大会、クラブワールドカップが開催されているからだ。日本からは浦和レッズが、また本田圭佑が所属しているパチューカやあのクリスティーナ・ロナウドが所属するレアルマドリードが出場する、各大陸のトップクラブチームが集まる見どころ満載の大会である。各チーム優勝を目指して、しっかりと準備をしてくる。そして、死に物狂いでプレーする姿には勇気をもらえる。決勝はきっと最もアツい試合になるだろう。
そして、先日J1優勝を勝ち獲り、シャーレ(優勝カップ)を掲げた川崎フロンターレ。シャーレとは優勝チームが掲げるものだが、フロンターレが優勝を決めたときには、もう一つのチームと接戦だったためシャーレが準備されていなかった。そのため、シャーレの代わりに風呂桶を掲げた(笑)。
フロンターレと
風呂桶をかけてのことらしい。(笑)
このチームは、創設20年間タイトルを獲得することができないでいたチームだ。決勝やトップ層には常連であったり、これまで2位になることは何度もあった。いつもあと一歩のところで敗れてしまっていたのだった。そのため、「シルバーコレクター」というレッテルを張られたこともあった。そのチームが悲願の優勝を手にしたのだ。このチームに長年所属する中村憲剛選手は、優勝が分かった時にうずくまり号泣した。
彼の涙には、これまでの想像し難い苦労や苦悩が隠れていると思うと胸が熱くなった。サッカーファンではなくても、彼の男泣きには多くの人がグッときたはずだ。そんな彼が試合後のインタビューで答えた言葉が、非常に印象的だ。
「これまでのすべてに意味があったんだなと思います」
毎日、自習室に通う生徒や、どんな小さな疑問でもクリアにするべく質問にくる生徒、自宅で誘惑に負けずに勉強している生徒。
夢現塾生も結果を求めて前進している。その中でも、受験生は第一志望校合格を目指して並々ならぬ準備を重ねていることだろう。
来週からは冬期講座が始まる。三年生はこれまでに積み上げてきた土台をもとに更なる実力アップを目指してほしい。そして、第一志望校合格を目指してしっかりと準備をしてもらいたい。この準備がきっと、受験生の見える景色を左右する一つの要因になるだろう。
最後に、中村憲剛選手のコメントをもう一つ紹介しよう。
「タイトル(優勝)を獲ったことで、見える景色があったことを確認できた。」
今、伸び悩んでいる生徒や本当に第一志望校合格ができるのかと不安になっている受験生は少なくないだろう。そんな生徒たちには、その苦しさから逃げずに、目を背けずに最後までやり切ってほしい。
タイトル(合格)を獲れば、すべてに意味があったと絶対に思えるはずだ。
「本校に合格」というシャーレを掲げよう!そしてそこから見える景色があることを確認してほしい。
By the way, I really want to see your
big smiles!!