小5の算数で作図をする為、子ども達にコンパスを持ってきてもらった。
問題を解いている時間に、子ども達のコンパスを見て回った。
いろいろなコンパスがあった。
持つところが回るコンパスや、円柱に変形するコンパス。
買ったばかりの真新しいコンパス。
お兄さんやお姉さんの名前が書かれた、使い込まれたコンパス。
そしてお父さんが学生時代に使っていた製図用のコンパスセット。
そんな中、
「おっ!子どもの時に使っていたのと同じだ!!」
僕が使用していたものとまったく同じ青色のコンパスも見つけた。
コンパスといっても、いろいろなものがある。
思い出のコンパスもあれば、これから物語が始まるコンパスもある。
コンパスは“円”を描く道具であり、誰かとの“縁”が見える道具でもあると感じた。