「231番(相手校に合格)」
第1志望校へ見に行った入試の結果。しかし、僕は泣き崩れることもなく、清々しい気持ちで満たされていた。
小学5年生の春期講座後に、初めて入った塾、夢現塾。当時、自分も含めて6人しかいなかった教室は、とてもさみしく感じられた。しかし、そんなさみしさを吹き飛ばすような授業をしてくれる先生たちがいた。
中学生になると、クラスが2つに分かれるほどの大人数となった。しかし、僕の成績は良くなかった。期待していた評定は、内申合計28。とてもショックを受けた。
いつまでも過去を見ていた僕とは違い、夢現塾の先生は、未来を見ていた。
そんな未来を見る先生に引っ張られ、押されて、僕はだんだんと成績を伸ばしていった。
止まっていた僕が、動き、歩き、走り始めた。
39、これが僕の最終内申だ。3年間で11上がった。これは、僕が一直線に走り続けた結果である。しかし、その過程では多くの人に支えられて走り続けることができた。未練はあれど、悔いの残らない、そんな受験をさせてくれて、そして、また走り続けられるよう手助けしてくれた、夢現塾の先生に感謝の言葉を!!「ありがとうございました。」