progressive(プログレッシブ)・・・意味:進歩的な、革新的な、進歩主義の、(段階的に)前進する、漸進(ぜんしん)する、進行性の、悪化する、累進的な、進行形の
塾生諸君は、
『プログレッシブ・ロック』というジャンルをご存知だろうか。
あまり聞きなれない音楽ジャンルだと思う。
難解で複雑な曲展開と超テクニカルな演奏が特長で、1曲が20分を超えるような曲も珍しくない。
ウィキペディアで調べてみると・・・
プログレッシブ・ロック(英: Progressive rock)は、1960年代後半のイギリスに登場したロックのジャンルの1つ。進歩的、革新的なロックを意味する。世界ではプログ・ロック(「prog」または「prog rock」)、日本での一般的な略称は「プログレ」。代表的なグループには、ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、イエスなどがある。
そうそう、各校舎に必ず数人はいる
(特に高橋先生のいる校舎に多い気がするが…)ジョジョ好きな生徒ならば、なんか聞き覚えがあるはずだ。
第2部のED曲がまさにそれで、『イエス』の『ROUNDABOUT』だ。
最近の曲じゃないんだろーなぁ~と思った諸君、その通り。
1971年発表と、半世紀以上前のめちゃめちゃ古い曲だ。
ジョジョのキャラクターやスタンドの名前から、KISSやRED HOT CHILI PEPPERSなどを知って聴くようになったという生徒の話もよく聞く。
このようにジョジョのおかげで洋楽に興味をもつ生徒が増えるのは、個人的にもとても喜ばしいかぎりだ。
そんな現代の洋楽界のプログレッシブ・ロック界において最高峰といわれているのが、僕の大好きなバンド『DREAMTHEATER』(ドリームシアター)だ。
世界中から様々な音楽を学ぶために生徒が集まる、ボストンにある名門音楽大学「バークリー音楽大学」で、40年前に結成されたこのバンド。
ロックバンドでありながら、作った曲は全て譜面に起こしてからレコーディングをするという異質なバンドである。
また2022年にはグラミー賞
(※アメリカの音楽界における最高の賞)も受賞した世界的ロックバンドが、なんとなんと、僕の地元豊橋に来るじゃあないか!?
というかジャパンツアーの愛知公演の会場に、豊橋の「アイプラザ豊橋」が選ばれた(?)のだ。
(他に空いている会場がなかったんだろうな~・・・)
会場入り口にあった利用案内を見ると、「講堂」以外では「水彩画教室」や「ダンスエクササイズ」と、なんだか場違い感が半端ない(笑)
東京では日本武道館(キャパは約10000人)の後に、キャパ1500人にも満たない「アイプラザ豊橋」での愛知公演。
一般発売のチケットは、当然ながら最速で完売した。
迷っていた友人たちは泣く泣く諦めていたので、先行予約でチケット取っておいて、本当に良かった。
実はこのアイプラザ豊橋は、40年以上前(当時は豊橋市勤労福祉会館)に僕が幼稚園のおゆうぎ会で舞台に立った思い出の会場だ。
正直あまり記憶にないが、嫌々やっていたことだけは覚えている(笑)
そんな思い出の会場、座席は1F席後方から4列目と、まあまあの
「はずれ」の席。
でも、日本武道館ならこれでも十分
「あたり」といえる距離なのだろう。
メンバーの姿をはっきり見ることができた。
※↑休憩中で演奏中の写真ではありません。
18時の定刻通りに開始されたコンサートは、前半65分の後20分の休憩をはさみ、アンコール2曲を含む後半95分の計3時間と、充実の内容。
前回彼らを観たのは12年前、2014年の『さいたまスーパーアリーナ』だったが、その時もその卓越した演奏技術に「すげぇ~」と圧倒された。
しかしオリジナルメンバーのドラマー(マイク・ポートノイ)が復帰した今回は、とにかく全てが桁違いの凄さだった。
一体どれだけ練習したら、何十年練習し続けたら、人はあんなレベルに到達できるのだろうか?
メンバー全員の
「超絶技巧」を駆使した寸分狂いのない演奏技術に、鳥肌を立てながら、3時間圧倒され続けた。
国内外問わず、数々のアーティストのライヴを見てきたが、間違いなくこれまでの人生で一番のコンサートだった。
そんな演奏を間近で、しかも地元の思い出の会場で観られたのは本当に幸せだ。
そして、帰りの車内でも余韻をかみしめながら当日のセットリストにあった曲を聴きながら、家路についた。
この湧き上がる興奮と感動を誰かに伝えねば!と妻に話したところ、返ってきたのはこんな一言。
「ドリームシアターってさぁ、名前がダサいよね~。あなたのCDの棚にあるバンドの中でも、1,2を争うんじゃない?」
謝れ!
世界中のファンに謝れ!!(笑)
・・・まあ、みんな思ってるだろうけど。
最後に、アンコール1曲目に演奏してくれた名バラードの『The Spirit Carries On』をどーぞ。
If I die tomorrow
(もし明日命が終わっても)
I’d be alright because I believe
(私は穏やかでいられるでしょう)
That after we’re gone
(たとえ肉体は滅びても)
The spirit carries on
(魂は永遠に生き続けると信じているから)
※なおアイキャッチ画像はトヨタの「プログレ」って車でした。