約5ヶ月ぶりにあるアプリを開いた。
語学学習アプリ、「Duolingo(デュオリンゴ)」だ。
以前、大須のメキシコ料理屋に訪れた際、メキシコ人の店員さんに、大変流暢な日本語で「日本語以外に何か言語は喋れますか?スペイン語はどう?だめ?」と話しかけられた。
相手はこんなに日本語が喋れるのに、私ときたら、中学から大学まで学んできた英語が咄嗟に出てくるわけもなく、大学時代4年間A+の成績を取り続けた中国語が咄嗟に出てくるわけでもなく、「全然喋れません…」と日本語で苦笑いをしながら返事をしたことが当時恥ずかしくてたまらなかった。
料理屋から出て、車に向かう最中に速攻でこの「Duolingo」というアプリをダウンロードした。
スペイン語を学びたい…!
スペイン語が話せればスペインはもちろん南アメリカでも使える。ずっと行ってみたいと思っているメキシコ旅行が実現したときにも役立つかもしれない。そんなことを思いながらアプリを開いたのだったが、残念ながらスペイン語は対応していないようだ。
うぅ…このやる気をどこへぶつければ?
そうだ、よしフランス語だ!
フランス語は美しい。フランスの街並みも美しい。再び訪れたい国ナンバーワンはフランス。
よし、フランス語を学ぶぞ!
ということで完全に0からのスタートでフランス語を始めることになったのだ。
“Bonjour!”
“s’il vous plaît”
以外、単語も文法も綴りも発音も全く知らない、分からないの状態からの学びは初めてだった。
無料アプリにも関わらず、文法学習、リスニング、スピーキング、綴りの確認など細かく学べるありがたさ。日本人には全く馴染みのない、女性名詞や男性名詞とやらに大苦戦しながらも、未知のものを学ぶことが、楽しくて楽しくて仕方なかった。そして気づけば47日連続記録を更新。ダイエットや美容も3日坊主の私にしてはかなり続いたほうだ。
が、だんだんとアプリを開く回数が減っていった。そしてとうとう全く開かなくなり、数日経ったある日。
Duolingoからこんなメールが届いた。
その次の日のこと。※間違えて名前をAisaで登録してしまっています(笑)
さらに次の日のメール。
…だんだんこのDuolingoのキャラクター、Duoが面倒くさい恋人のようなメールを送ってくるように。
重い、重すぎる。
極めつけはこれだ。
とうとうDuoを泣かせてしまった。私を待ち続け、どうもパンまで焼いたらしい…
が、それでも私はDuoを放置し続けた。Duoからはとうとう見捨てられたのか、催促のメールも来なくなったと思っていたつい昨日のこと。
再びDuoが現れたのだ。
「また会えたりする?」
この言葉を見た瞬間、なんだかこれ以上Duoを放置するわけにはいかない気がしたのだ。
そんなわけで約5ヶ月ぶりのログインに至るというわけだ。
久々にログインした私を褒めちぎってくれるDuo。※名前直しました。
…が、喜びも束の間。
打って変わって強烈な嫌味と共に圧をかけてくるDuo。
やはり面倒くさい奴である。
が、ここまでの面倒くささでやっと重い腰をあげ、学習し直し始めている自分がいるのも事実なのだ。
一旦道が逸れたとしても、元の道に戻って来られるのは、誰かが、励ましてくれたり、奮い立たせてくれたり、叱ってくれたり、褒めてくれたりするおかげだろう。
それが私の場合は、しつこいほど鬱陶しいほど重いメールを送ってくるDuoだった(笑)
何もアクションがなければ、速攻アプリを消していたことだろう。
5ヶ月ぶりのフランス語学習はやはり、楽しかった。正直な感想だ。
Duoを悲しませないために、ちょくちょくログインしたいと心に誓った、2024年冬。
私も夢現塾のDuoとして、しつこいぐらい子供たちに話しかけ、しつこいぐらい褒めて、サボっている子がいたのなら、しつこいぐらい圧をかけていきたいと思う(笑)
みんな!冬期特訓講座で待ってるよ!
一緒に頑張ろうねー☺️(((((圧)))))