夢現塾も今年で21年目、現在の中3生が第21期生である。
先日、待ちに待ったニュースが飛びこんできた。第1期生のお子さんの入塾である!!
その一報は高橋先生からのLINEで入った。女生徒だったので名字は変わっていたが、名前には確実に記憶がある。なんなら進学先も内申点も模試のだいたいの偏差値も覚えている(笑)。「〇〇だよね?」「そうです!!〇〇です!!」「いよいよ来たね~!」「来ましたよ!嬉しいです!!」僕たち二人は妙に興奮し、そして感激していた(笑)。高橋塾長が「入塾説明」という名の「思い出を語り合う会?」を行い、その話を聞いた僕も、かつての教え子であり、今や保護者となった彼女と電話でいろいろと話し、思い出話に花を咲かせた。「で、どうなんだ?今、幸せなのか?」「はい。とても私は幸せです!」本当に嬉しかった。順位や成績が上がることも、志望高校に合格することも、志望大学に進学することも、就職が決まることも嬉しいが、彼ら彼女らが大人になって、社会の一員となって、さらに家族まで持ち幸せを感じて生きている、これほどに嬉しいことはない。僕ら教師にとって、教え子の幸せは最高の喜びだ。
〇〇よ、嬉しい報告を本当にありがとう。俺らも少し?歳を重ねたが、あの時の気持ちを忘れずに全力で君のお子さんもしっかりと教えていくからな!!
さて、今日のテーマ「モノサシ」についてである。
ご存知の通り、夢現塾一の大食漢は宮下先生である。高橋塾長も廣瀧先生も髙須先生も渡辺先生も安田先生も凄いが、彼は「レベチ」なのだ。料理好きで、グルメなうえに、恐ろしい量を食べるホンモノである。
昔、全教師で夜中に「焼き鳥屋」に行ったことがあった。「打ち上げ」だったということもあり、大量の焼き鳥に唐揚げに焼きおにぎりに…と全員で恐ろしい量を食べた。付け加えるが、皆さんが思っているよりも遥かに恐ろしい量である(笑)。2時間近く食べ続け、さすがの教師たちも「もう食えないです…」「僕も無理です…」「動けないです…」「死にそう…」と言い出した。「では最後の口直しにアイスなんかどう?」と僕が尋ねると、「ではチョコアイスで」「バニラアイスで」「ストロベリーで」と順々に声がする。そんな中、宮下先生は大きな声で信じられないことを言った。
「僕、カツカレーで!」
この瞬間、皆がひっくり返ったのは言うまでもない。言わば伝説の男なのである。
半年くらい前の話
目黒:昨日、浜松に「さわやか」のハンバーグを食べに行ったよ。
宮下:いいですね。さわやかは本当に美味いですよね。ところで、さわやかの「ハンバーグ」ではなく「ハンバーガー」食べたことありますか?
目黒:ないよ。
宮下:あれ抜群に美味いんですよ!!おススメです!!
目黒:そうなんだ!でも、さわやかに行ったら普通にハンバーグとライス食べたいよ~。ハンバーガーにしちゃうとなんかもったいないよ~。
宮下:両方食べればいいじゃないですか!!!
一週間前の話
目黒:昨日、豊田の「焼肉白頭山」に行ったよ。やっぱりあそこは安くて美味いよね~。
宮下:ですよね~。ところで、あそこの冷麺食べたことありますか?
目黒:ないよ、美味いの?
宮下:抜群です!今まで食べた全ての冷麺で断トツの一位です!
目黒:マジか!食べたいな~。でも焼肉には白米が最高なんだよな~。
宮下:両方食べればいいじゃないですか!!!
これが彼のモノサシである。こんな展開の話はいくらでもある(笑)。
宮下先生の食べ物に関する笑い話ではないが、人は自分の「ものさし」でものを語る。
先週の学校三者面談、早くも「無理だ」「ダメだ」「合格しない」と言われた中3受験生たちがいた。本人たちはずいぶん怒っていたが、まだまだこれからである。この夏の過ごし方が一つのおおきな山場だ。毎年のように受験生たちに伝えているが、悔しいことを言われた生徒たちは強く思ってほしい。
お前のモノサシで俺を測るな!!!
怒りをパワーに変えて、大逆転の人生をスタートさせよう!!宮下先生の食に関するモノサシについては怒りを感じないが、大事な生徒たちの受験に関するモノサシは僕たちも黙ってはいられない。各教科の本質を伝え、生徒たちの頭と心を鍛える!そんな夏を共に過ごそう。
おまけ① ※昔もリンク貼ったけど大好きな映画なので…
おまけ②
さすが総資産4兆2000億円の孫正義(ソフトバンク)さんだなー。