先日、大学時代の友人と会った。
彼女とはもう7年ほどの付き合いになる。
生まれてこのかた、ずっと大阪に住む彼女。
かたや愛知の田舎からはるばる京都に出てきて、その後愛知に帰ったわたし。
美容師として活躍する彼女。
塾講師をしているわたし。
普通に生きていたら、全く知り合う可能性のない2人だが、出会いはネット上であった。
共通の趣味を通して、一緒に遊べる友達を探していたところ、奇跡的に出会ったのである。
ネットの出会いは怖いなあと思いつつ、ドキドキしながら大阪の繁華街である心斎橋商店街で初めて会った日のことを今でも良く覚えている。
2人とも、すでにその趣味は卒業してしまっているが、なんだかんだ連絡を取り合い年に1〜2回こうして会うことが続いている。
私が関西に足を運んだり、彼女が名古屋に来てくれたり、
まるで遠距離恋愛みたいだね!なんて冗談で言っているが本当にそんな感じである。
久々に会っても気まずくなることもなく、会話が弾み
近況報告をしながら美味しいご飯を食べる。
たったそれだけでも、とても楽しい。
学生時代、同じクラスだった友達よりも
こうしてインターネットを通じて出会った友達と今でもずっと仲がいい。
世の中の出会いとはいろいろなところに転がっているものだ。
もうすぐ夏休み。
ふと旅行先で訪れた場所で、ふと立ち寄ったお店で素敵な経験ができるかもしれない。
たまたま勉強しに行った図書館で、自習室で素敵な好敵手が見つかるかもしれない。
たまたまチラシをみて、たまたま近くにあった夢現塾で勉強の楽しさに目覚めるかもしれない。
この夏期講座が生徒たちにとって素敵なひとやものや出来事との出会いのひとつになったら嬉しい。