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わたし覚悟してるんだ。（加） | 愛知県岡崎市・幸田町の夢現塾

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わたし覚悟してるんだ。（加）

2019.07.11

「痩せたい」

意識が高い女性の永遠のテーマであり、肥満体の永遠の課題である。

少し前の宮下先生の日報にもあったが、何度かこのダイエットネタは日報に登場している。そして私の日報にも。だいたいそこには「今年こそ痩せる」的な決意が羅列しているのだが…　一向に体型が変わらず、むしろぶくぶくと大きくなっているのはなぜだろう。

夢現塾にはダイエットブームが定期的にやってくる。

健康診断前はもちろんだが、突然始まるこのブームは目黒先生の鶴の一声が発端な気がする。

「加納先生、僕5kg痩せましたよ。」

目黒先生は、ダイエット開始宣言はしない。突然始めて、ある程度痩せたところで告白をするのがいつもの流れだ。

が、5kgとは…すごい…　目黒先生の本気度に、私は驚きを隠せなかった。

さらにそこに畳み込むかのように、宮下先生のジムに通っている宣言。

いつも安心感を与えてくれるぽっちゃり仲間(私が勝手にそう思っている)が少し遠くに行ってしまったような感じがした。

それと同時に、「変わろう」としている先生たちが輝きを放ち、かっこよく見えた。

たった一人でいるしかなくなった、太っちょな自分。私はそんな自分を責めた。

「あのとき、どうして食べてしまったんだろう。糖分をとってしまった自分がくやしい。こんな自分がいやだ。自分の腕、自分の脚、自分のお腹、みんないやだ。」

私はお菓子を食べることがつらくなってきた。

そして、とうとう7月1日より、本気のダイエットを決意したのだ。食事制限や運動は「自分のためだ」と思うと辛くはない。

が、毎朝一番嫌なことがやってくる。それは、「自分の体重と向き合うこと」。

私にはこれがどうしても苦痛でしかない。誰だって現実から逃げたいに決まっているからだ。

しかし、ダイエット生活が始まって、早10日。そんな自分も今では毎日現実とちゃんと向き合ってる。むしろ現状を知ることで、「この運動が良かったのか」「あれは食べちゃいけなかったのか」と学びへと繋がっている。

勇気を出して、体重計に乗ることが、私の「変化」への一歩となるような気がした。

中学生諸君もこれと似たような経験はないだろうか？

成績を記入するカードに順位が書けない、または覚えていないから書けないのは、少なからず現実から逃げている気持ちがあるんじゃないだろうか？心当たりがある諸君、どうだろうか？

「あと〇〇番上げたい」「社会を〇〇点にしたい」こういう気持ちがあれば、自分の現状からどうしていくべきか考えるはずだからだ。

ダイエットや勉強は確かに別物だ。むしろ勉強の方が根気は必要だ。

が、ダイエットでいう停滞期(体重が全然減らない時期)は勉強で言うスランプ(成績が全然上がらない時期)であり、「食べ過ぎたから」「運動をサボったから」は、「ゲームをやってしまったから」「ギリギリまで課題が終わらなかったから」と反省するあたり。所々、共通点はあるものだ。

しかし、私が考える勉強とダイエットの1番の共通点、それは、「変わりたい」という気持ち。

まさにこれだと思う。

今の自分で満足しているだろうか？少しでも自分を変えたい気持ちがあるなら、君たちはとてもラッキーだ。自分を変える一番いい時期を生きているのだから。

夏休み、夏期講座、「変わる」チャンスはここにある。あとは、君たちの気持ち次第。

この夏どう過ごすかで、人生が変わってしまうこともあるかもしれないね。

チャンスを活かして人生を輝かせよう！